10月27日、羊飼いによってつくられるイディアサバルチーズの優良生産者がパイス・バスコ各地から集まり、ギプスコアのオンダリビアにてオンダリビア・羊飼いのチーズ・コンクール2013が開催され、ナバラのエウラテから参加したリカルド・レミロ氏のスモークチーズが優勝しました。
レミロ氏のオンダリビア・コンクールでの受賞は今回で4度目で、第1回の2002年、2009年、昨年の2012年に続く受賞となり、ベレー帽、トロフィーと350ユーロの賞金を手にしました。
カスティージャ・ラ・マンチャ州のワインが、国際的ワインコンクール“テンプラニージョ・アル・ムンド”の名立たる審査員たちから、高評価を受けました。カスティージャ・ラ・マンチャ州のワイン合計27アイテムがテンプラニージョ・デ・オロ(金賞)を受賞、カスティージャ・ラ・マンチャ州のスペイン醸造家連盟より、このテンプラニージョからつくられた優良ワインに授与されました。
2013年のリベラ・デル・シューケル産の柿のプレゼンテーションにおいて、保護原産地呼称委員長のシリロ・アルナンディス氏は、今年の柿について、収穫量は昨年の16%増のおよそ90,000トンで、ボリューム、品質ともにすばらしい出来と太鼓判を押しました。
2018年には、1品種で400,000トンの収穫が可能になるだろうと予測し、収穫シーズンがたった4ヶ月にも関わらず、この1品種のみですべて売り切ってしまうだろうと、需要の大幅な増加にして語りました。
ヘストン・ブルメンタール氏、ナイジェラ・ローソン氏、フェラン・アドリア氏、ジョアン・ロカ氏、ファーガス・ヘンダーソン氏、ジェイミー・オリヴァー氏、デヴィッド・チャン氏、レネ・レゼッピ氏、ゴードン・ラムゼイ氏、アラン・デュカス氏が、イギリスの新聞 The Guardian ザ・ガーディアンが同紙のObserver Food Monthly Awardsの10周年を記念して行ったこの10年を代表するシェフの候補にノミネートされました。
もし、収穫や醸造により大きな危険を伴う勇気や努力が必要分だけその農産物の価値が高いのだとすれば、リベイラ・サクラのワインは世界で最も高い農産物のひとつといえるでしょう。少なくとも、イギリスの新聞 “Daily Mail” の10月13日のD.O.リベイラ・サクラのぶどう栽培のフォトレポートを見た読者であれば、そう思うのではないでしょうか。
D.O.リベイラ・サクラ原産地呼称統制委員会は、4,769,985キロで2013年のぶどうの収穫を終えましたが、これは昨年の公式収穫量5,452,206キロと比べ682,221キロ(−12.51%)の減少となる模様。
黒ぶどうのメンシアは、ガリシアにあるこのDOの生産量の85%を占めていますが、今年の収穫量は4,000,000キロ超。
日本スペイン交流400周年記念イベントの一環で、2013年10月21日服部栄養専門学校(東京)にて、スペイン政府観光局主催の元、スペインで活躍中の二人のシェフを招聘しスペイン料理実演ショーが開催されました。
マドリード美術協会は、10月21日、第1回ガストロノミー・栄養大会を開催、健康的で、同時に魅力的な料理をつくるもっともよい方法を研究する目的で、料理界、医療界の名立たる専門家たちの競演が実現するのです。
たった1日のみではありますが、スペイン各地のトップシェフを招き、医者や栄養士をはじめとする専門家による研究発表、パネルディスカッションなどの豊富なプログラムを用意。
サボレア・エスパーニャ協会(“スペインを味わおう”の意)は、16日スペイン・ガストロノミーをスペイン国内外向けにプロモーションするキャンペーンを始めるとの発表をしました。ペドロ・スビハナ氏、フアン・マリ・アルザック氏、エレナ・アルザック氏、ペドロ・ラルンブレ氏、マリオ・サンドヴァル氏、スシ・ディアス氏などのシェフたちが、それぞれのスペインの味わいについて語り、ガストロノミーを通してスペインを発見するよう誘いかけている映像を収録、これがこのキャンペーンの中心となっています。
ミシュラン3ツ星で、世界No.1レストランであるエル・セジェール・カン・ロカ(ジローナ)のピラール・カヴェロ氏が、16日水曜日、サンタンデールにあるパラシオ・デ・ラ・マグダレナ講堂で開催されたグラン・ファイナルにて、スペイン・ベスト・ソムリエ 2013に選ばれたと発表されました。
経歴、スタイル、文化の異なるふたりが、共通の目的のためにタッグを組みました。フランス人の醸造コンサルタントのミシェル・ロラン氏とスペインの企業家のハビエル・ルイス・デ・ガラレタ氏は、ワイン銘産地であるスペインのすばらしさ、つまり、優れたテロワールと国際市場に広く認められた品質の高さの価値を示そうと、共同でこのプロジェクトに参加。その結果、スペインの原産地の中でも最も偉大な3つの産地、リオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、ルエダでつくられる3つのワイン(赤ワイン2アイテムと白ワイン1アイテム)が完成しました。
10月15日火曜日、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラで、世界中のガストロノミーとシェリーの夢の競演が繰り広げられるでしょう。世界のガストロノミー業界を牽引する、世界各地のレストランで働くトップクラスのシェフ、ソムリエから構成される7つのチームがヘレス・デ・ラ・フロンテーラのホテル専門学校に集まり、待ちに待ったコパ・ヘレスのインターナショナル・ファイナルに参加します。
スペインブランド高等弁務官のカルロス・エスピノサ・デ・ロス・モンテーロス氏は、スペインワインを国際的レベルへの普及に大変貢献したとして、昨日行われたギア・ペニン賞の受賞式にて、『スペインワインの品質を伝える基準として、Guía Peñín ギア・ペニンは必要不可欠なガイドとなりました』とコメントしました。
7日月曜日、今年のゲスト都市であるロンドンのシェフとして歓迎の挨拶を行った、The Fat Duck ザ・ファット・ダック(ブレイ/イギリス)のヘストン・ブルメンタル氏を迎え、また、ロンドンに敬意を表し、バスク地方の民族舞踊であるアウレスクという踊りとクリスチャン・エスクリバ氏とパトリシア・シュミット氏のケーキで、サン・セバスチャン・ガストロノミカ(バスク自治州)は幕を開けました。