2016年4月25日から28日までバルセロナで開催されているAlimentaria アリメンタリア 2016。Alimentaria アリメンタリア 2016に出展している白ワインをいくつかご紹介。
Nº12 by Paco & Lola
パコ・イ・ロラのフィロソフィーに基づいてつくられた新しいワインで、色は緑がかった麦わら色で、クリーンなタイプ。柑橘系、白い花、アカシアやオレンジの花などのアロマで、口当たりはフレッシュで大変フルーティーな印象。バランスのとれた酸とほのかにトロピカルフルーツの甘みを感じるワイン。
Adega Viñedos Paco & Lola www.pacolola.com
Alimentaria 2016 ブース: P3-E548
Flor Innata
Valdecuevas の醸造所から4km以内にある、異なる区画で栽培されたぶどうをブレンドして、クラシカルなヴェルデホとモダンなヴェルデホのバランスを追求したワイン。トロピカルフルーツをほのかに感じる、香り豊かなワイン。
レモネードのような麦わら色。香り高く、トロピカルフルーツのアロマで、ヴェルデホらしい草っぽい、アニス酒のニュアンスをもつ。口に含むと、ボリューミーで、厚みのある、大変口当たりのよいワイン。昔ながらのヴェルデホのよさを備えつつ、モダンさを併せもつヴェルデホ。新鮮な魚介類や、パスタ、お米料理、白身肉料理と相性がよい。
Valdecuevas www.valdecuevas.es
Alimentaria 2016 ブース: P3-D479-2 (representada de Castilla y León – Tierra de Sabor)
Gorka Izaguirre
Gorka Izaguirre は、モダンなビスカイコ・チャコリナの代表。オンダラビ・スリとオンダラビ・セラティアを50%ずつブレンドしてつくられたワイン。ぶどうは、ビスカヤ県内にある6つの村に分散する10区画、計21ヘクタールのぶどう畑にて手間隙かけて栽培。発酵も畑ごとに行い、それぞれのぶどうのポテンシャルを最大限引き出し、フレッシュで、アロマティックでありながら、ボディやストラクチャーのあるワインへ。
キラキラと輝く緑がかったきれいな麦わら色。フレッシュなりんご、菩提樹の花、シダの香りに、かすかに柑橘系を思わせるアロマ。口に含むと、まろやかで、グリセリンを感じ、フレッシュでフルーティーな味わいが広がり、後からくる軽い苦みが心地よい。
Gorka Izagirre は、Eneko Atxa エネコ・アチャシェフ率いる、ミシュラン三ツ星レストラン Azurmendi アスルメンディに併設されたワイナリー。
Bodega Gorka Izaguirre www.gorkaizagirre.com
Alimentaria 2016 ブース: P3-E570 (representada de Gobierno Vasco)
Señor da Folla Verde
コンダード・ド・テアにある、Bodegas Marqués de Vizhoja のアルバリーニョ。年間10,000本の限定生産。自社畑のフィンカ・ラ・モレイラで栽培されたアルバリーニョ 70%、トレイシャドゥーラ 15%、ロウレイラ 15%からつくれらるD.O.リアス・バイシャスワイン。
夏にグリーンハーベストを行い、全体の40%ほどの果房を取り除く。発酵前に5〜7℃の低温に冷やし、14〜16時間マセレーション。その後、14℃で16日間ほど発酵。
緑がかった麦わら色。甘みのあるアロマで、熟した果実、花を思わせる。口当たりは、フレッシュで、肉感的。どんなお料理にも合うワインですが、特に、魚介類、パテ、スモークなどとの相性は抜群。
Bodegas Marqués de Vizhoja www.marquesdevizhoja.com
Alimentaria 2016 ブース: P3-F662
Karamba – Blanc de Blancs
セパージュはマカベオ 45%、チャレロ 40%、シャルドネ 10%、パレリャーダ 5%。バルセロナ県のサンタ・フェ・デル・ペネデスにある Giró Ribot のつくる白ワイン。D.O.ペネデス。
ライムがかった淡黄色。大変心地よいアロマで、切り立ての青りんごのほか、ほのかにトロピカルフルーツを感じる。その後、アンズやピーチがあらわれ、最後柑橘系を感じる。フレッシュで、心地よい酸のある、余韻の長いワイン。
Giró Ribot www.giroribot.es
Alimentaria 2016 ブース: P3-C375-E (Representada de Prodeca)
A Coroa Godello
緑がかった麦わら色。太陽の恵みを力一杯受け、完熟ぶどうからつくられたワインで、エルダーの花、シダの香りのほか、野生のフェンネルを思わせるアロマ。その後、ピーチのような熟した果実のアロマが広がる。酸素にふれると、パパイヤやマンゴーなどのトロピカルフルーツのアロマがあらわれ、複雑なアロマが楽しめる。
口に含むと、熟した白ワインの印象でありながら、いきいきとした、グレープフルーツを思わせる酸を感じる。後味には、ほのかに塩っぽさ、苦みを感じる。
A Coroa acoroa.com
Alimentaria 2016 ブース: P3-F648 (representada de Xunta Galicia)
Joan Sardà Blanc Mariner
D.O.ペネデスのヤング白ワイン。シャルドネとチェレロのブレンド。
きれいな淡黄色。フルーティーなアロマで、ほのかにフェンネルも感じる。口当たりはやさしく、厚みのあるタイプで、繊細な酸もある。魚介類、お米料理によく合う。
Joan Sardà www.joansarda.com
Alimentaria 2016 ブース: P3-B217
[出典 fuente]
www.tecnovino.com 2016年4月20日掲載記事(抜粋)
Vinos blancos frescos, frutales y presentes en Alimentaria 2016
http://www.tecnovino.com/vinos-blancos-frescos-frutales-y-presentes-en-alimentaria-2016/