2004年に開催されたスペイン料理フォーラム in HAKODATE から10年が経ち、スペインレストラン、スペインバルの数は急激に増加。スペインから来日されつ料理指導者を交え、多くのジャンルの代表的シェフ、料理ジャーナリスト、そして、第一線のスペイン料理のシェフたちが、世界と日本のスペイン料理の変化、そして、発展、これからのガストロノミーの可能性をさぐる画期的なフォーラムが、4月21日函館で10年ぶりに開催されます。
2014 スペイン料理フォーラム in HAKODATE では、日本のガストロノミー界、スペイン料理界を代表する多くのパネラーを迎え、3部に構成された各フォーラムで、議論を繰り広げます。
フォーラム第1部は『スペインから始まった現代の世界料理の日本への影響』。十年前に登壇した鎌田 昭男氏(東京ドームホテル)、譚 彦彬氏(東京「赤坂璃宮」)、 Jose Barahona Vines ホセ・バラオナ・ビニェス氏(レ・ステゥディ)に加え、今回新たに奥田
政行氏(アル・ケッチァーノ)が加わり、スペインのみならず、フレンチ・中華・イタリアンのシェフの目からみたスペイン料理の10年を振り返って議論されるとのこと。
フォーラム第2部は『現代スペイン料理について』。スペインで修業の後に日本に戻り、気鋭の活躍をみせる中堅・若手世代の4人が登壇します。 山田 チカラ氏(東京・南麻布「山田チカラ」)、藤原 哲也氏(大阪「Fujiya1935」)、本多 誠一氏(東京・麻布十番「スリオラ」)、福本
伸也氏(神戸「カ・セント」)のジャンルを超えて果敢に挑む4人。コーディネーターは国内大手の料理専門誌上でスペイン現地での取材なども数多く手がけてきた木村真季氏。現代スペイン料理というキーワードを彼らはどう捉えているのか、伝統技法と新しい調理技法、そのうえで彼らはどのように発想しそれを形にしていくのかなど、興味深い議論が期待できます。
フォーラム第3部は『伝統的スペイン料理について』。眞田 昭彦氏(鹿児島「ラス・パルマス」)、小西 由企夫氏(大阪「エル・ポニエンテ」)、湯城
明彦氏(山口・富士商株式会社、「ソル・ポニエンテ」を展開)の、スペインでの修業を経て日本のおけるスペイン料理文化を黎明期から支えてきた3人のシェフに、フォーラム主催者代表の深谷 宏治氏が加わっての議論。皆10年前の登壇者。第1部、第2部のフォーラムの議論を受け継ぎ、日本におけるスペイン料理文化の核心へと迫る議論が繰り広げらます。
その他にも、興味深い講演が予定されています。
また、4月17日から23日までは、函館スペイン週間として、第21回となる函館西部地区バル街をはじめ、様々なイベントが開催される予定。
スペイン料理フォーラム in HAKODATE の詳細情報はこちら。
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