スペインは、2013-2014年のワインおよびモストの生産量が、干ばつだったにもかかわらず、506万キロリットルという新記録を打ち出し、昨年比で41.4%増加しました。カスティーリャ・ラ・マンチャ州が最も生産量を延ばし、唯一ガリシア州のみ、わずかながら生産量が減少。
スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)が2013年11月に発表したデータをスペインワイン市場諮問委員会(OeMv)が分析したところ、スペインは2013年世界で最も生産量の多い国となったとのこと。
フランスの生産量は昨年比2.4%増の423万キロリットル、イタリアは15.4%増の470〜480万キロリットル。スペインワイン市場諮問委員会(OeMv)によれば、スペインは昨年に比べ148万キロリットル生産量を増やしたということになります。
カスティーリャ・ラ・マンチャ州は2013-2014年シーズンの生産量の増加が最も多く、190万キロリットルから312万キロリットルへと、64.1%、122万キロリットルの生産増。
続いて多かったのは28.4%増となったエストレマドゥーラ州で、ほぼ10万キロリットルほど増やし41キロリットルを生産、カタルーニャ州は340キロリットル(20.6%増)の生産量となりました。
また、バレンシア州(25万キロリットル・17.4%増)、カスティーリャ・イ・レオン州(20万キロリットル・7.2%増)、アンダルシア州(14万キロリットル・7.2%増)の増加も目覚ましいものでした。
一方、ガリシア州は、昨年の生産量の比べ、0.5%減となる7万キロリットルの生産量と、わずかながら生産量が低下。
また、アストゥリアス州も、全体の中では極わずかな割合でしかないものの、生産量が減少しました。
[出典 fuente]
www.vinetur.com 2014年1月31日掲載記事
España, líder mundial del vino con un crecimiento del 41% en su producción
※この記事は、www.vinetur.com の許可を得て掲載しております。
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