スペインワインジャーナリスト・ライター協会（AEPEV）は、メンバーの90％以上が出席し、２回にわたる投票の末、2016年ベストスペインワイン＆スピリッツを選出しました。選考会には1055アイテムが出品、ファイナルにはワインが143アイテム、スピリッツが41アイテムが選ばれました。
ベストワイン2016
もっとも得票数が多かったのは DOP モンティーリャ・モリレスの Don PX 1986 Gran Reserva で115票を獲得、インターナショナル・ワインジャーナリスト・ライター連盟（FIJEV）賞を受賞しました。続いて、Pago del Vicario Petit Verdot Rosado 2015（VdT カスティーリャ）が110票、Gramona Imperial Brut Gran Reserva 2008
が101票で、こちらは、もっとも得票数の多いスパークリングワインに贈られるホテル・リッツのベスト・スパークリング賞に選ばれました。また、Tío Pepe en Rama （DOP へレス＝マンサニーリャ・デ・サンルーカル）が得票数が最も多い酒精強化酒として、ラヴィニア賞を受賞。そして、Pazo de Señoráns Orujo
Blanco（DE オルホ・デ・ガリシア）が最も得票数の多いスピリッツに贈られる サンタ・セシリア賞を受賞しました。
最も受賞が多かったワイナリーは、Hispano-Suizas で、
Impromptu Rosé 2015（ロゼ部門）、 Bobos Finca Casa La
Borracha 2014（2014-2015赤ワイン部門）、Tantum Ergo PN Rosé 2014（スパークリング部門）の3アイテムが選出されました。
産地別では・・・
産地別に見てみると、モンティーリャ・モリレスが4アイテム、続いてカヴァが3アイテム、リアス・バイシャス、へレス＝マンサニーリャ・デ・サンルーカル、オルホ・デ・ガリシアが2アイテムずつ、ナヴァラ、リオハ、コンカ・デ・バルベラ、ヴァルデオラス、VdT
カスティーリャ・イ・レオン、トロ、ブランデー・デ・へレスなどが1アイテムずつ選出され、DO以外からは合計5アイテムの選出となりました。
自治州別では・・・
自治州別にみると、アンダルシア州が8アイテム、ガリシア州が7アイテムと受賞数が多く、続いて、カタルーニャ州、カスティーリャ・イ・レオン州が4アイテム、カスティーリャ−ラ・マンチャ州、バレンシア州が3アイテム、エストレマドゥーラ州が2アイテム、ナヴァラ州、パイス・バスコ州が1アイテムずつ選出。
ファイナルへは184アイテムが進出し、そのうち47アイテムがアンダルシア州、カスティーリャ・イ・レオン州から27アイテム、ガリシア州から22アイテム、カスティーリャ−ラ・マンチャ州とカタルーニャ州からそれぞれ20アイテム、ラ・リオハ州から11アイテム、バレンシア州から9アイテム、エストレマドゥーラ州から6アイテム、カナリア諸島から3アイテム、アラゴン州、バレアレス諸島、ムルシア州から2アイテム、カンタブリア州、パイス・バスコ州から1アイテムが選ばれました。
授与式はコルドバのモリレスにて4月に開催される予定。詳細な受賞リストはこちら。
［出典 fuente］
www.diariodegastronomia.com 2017年1月10日掲載記事
LOS MEJORES VINOS 2016, SEGÚN LA PRENSA ESPECIALIZADA
※この記事は、www.diariodegastronomia.com の許可を得て掲載しております。
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