9月14日、第55回スエカ国際パエリャコンクールの授賞式が行われました。審査を務めたのは、コルドバにあるレストラン Casa Pepe Sanchis の Pepe Sanchis ペペ・サンチス氏、レストラン銀座エスペロ(東京)の 葉山 馨一氏、El Lagar(川越) 罇 延江氏、1995年大会から1999年大会のコンクールの指揮をとった Enric Miquel Casado エンリック・ミケル・カサド氏、フランス・ナルボンヌのレストラン Saint Georges の元シェフの José Parra ホセ・パラ氏、在バルセロナ日本国領事館の Akiko Sagano氏、チバ(バレンシア)にあるレストラン Las Bairetasの Rafa Margós ラファ・マルゴス氏、バレンシアレストラン協会代表の José Palacios ホセ・パラシオス氏らで、パラシオス氏が審査委員長を務めました。
優勝はマドリードにある Restaurante l’Albufera のシェフで、2013年大会優勝者の Julián García フリアン・ガルシア氏と助手の Luis Borda ルイス・ボルダ氏。2位は、Restaurante Picanterra(クリェラ)、3位はRestaurante Dixtinto(ハエン)。
また、今年から新設されたスペイン国外レストラン・ベスト・パエリア賞に輝いたのは、ドイツのハンブルグから参加した、Restaurante Picasso。バレンシア州内レストラン・ベスト・パエリア賞は、Restaurante Altamira(バレンシア)でした。
その他、アクセス賞に選ばれたのは、次の5店舗。
●Barbados(バレンシア)
●Casa Paella LTD(オーストラリア)
●Bar España(札幌/日本)
●Eurest(マドリード)
●La Paella Ibérica(フランス ヴィルフランシュ=シュル=シェール/フランス)
スエカ市長の Raquel Tamarit ラケル・タマリッ氏は、会場に集まった人々への挨拶の中で、『9月にこのスエカ市で行われる国際パエリアコンクールと国際パントマイム劇大会は、スエカ市民の誇り』とコメント。
アクセス賞を受賞した、Bar España バル・エスパーニャの小原 章芳氏、日本パエリア協会の栗原 靖武氏から喜びのコメントを頂きましたのでご紹介させて頂きます。
Bar España バル・エスパーニャ 小原 章芳氏:
『まずは日本パエリア協会様、バレンシア州スエカ市様にお礼を申し上げます。 札幌の小さなお店が世界大会に挑戦し4位とタイ、2年目で入賞を果たし嬉しく思います。しかし最低目標の世界3位までには入らなかった事は正直悔しいです。 日本人の味覚は世界一と思っています。 日本人が世界一を取れると信じています。 来年のシード権を得ることが出来ましたので、必ずやリベンジしたいと思います。
最後になりますが、パエリアを通して人々が楽しめるコミュニティーを作りたいと思います。 また、今後はパエリア協会の活動にも貢献したいと思います。
ありがとうございました。』
[参照 Referencia]
http://concursodepaella.com/ 2015年9月14日掲載記事(抜粋)