ロンドンで開催された International Wine Challenge 2015 にて、スペイン勢は合計683のメダルを獲得しました。内訳は、金メダルが56個、銀メダルが235個、銅メダル392個。これは昨年比で102メダルの増加。スペインは、同コンクールのメダル獲得数で、世界第4位となりました。
スペインでもっとも有名な産地であるリオハは、金メダル11個、銀メダル57個、銅メダル90個獲得となりました。また、スペイン総獲得メダルのうち半分弱の262メダルが白ワインでした(金メダル41個、銀メダル90個、銅メダル131個)。そのうち119アイテムがスティルワイン、48アイテムがスパークリングワイン、95アイテムが酒精強化ワインでした。また、白ワインの産地で目立ったのはガリシア、バスク地方のD.O.でした。
また、カヴァでは4アイテムが金メダルを獲得。そのうちのひとつはモナストレルからつくられたVallformosa Clàssic Brut Rosat 2013で、これは金メダルを獲得した唯一のロゼのスパークリングワインでした。
審査は、4月後半の2週間、世界各地から200名の審査員が集まり、ブラインドテイスティングにて実施されました。International Wine Challenge の副会長の Charles Metcalfe チャールズ・メトカーフ氏は、『私たちは今年のスペイン勢の活躍に大変感動しています。毎年、シェリーには感動されられていますが、リオハワイン、カヴァも非常に素晴らしい出来で、楽しませて頂きました。また、スパークリングワインの出来は、年々良くなっている印象です。スペインはワイン産地に恵まれ、スペイン各地で高品質なワインが作られており、ヨーロッパの中でも非常に魅力的なワイン生産国』とコメント。
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[出典 fuente]
www.vinetur.com 2015年5月15日掲載記事(抜粋)
España cosecha 683 premios en la International Wine Challenge 2015