近年、エキストラ・バージン・オリーブオイルは、様々なレシピに活用され、食卓で活用されることが多くなってきました。伝統的なお料理から最新のお料理まで、活用できるオリーブオイルの主要品種(アルベキーナ、コルニカブラ、オヒブランカ、ピクアル)の特徴とその適した用途をご紹介します。
アルベキーナ
リンゴやバナナのアロマが特徴的で、この品種からつくられるエキストラ・バージン・オリーブオイルは甘みがあり、なめらか。マヨーネーズ、アリオリ、ヴィナグレットソースなどに向いているほか、カルパッチョ、マリネ、お菓子づくりなどにも適しています。
コルニカブラ
口に含むと軽くピリッとした感じがあり、リンゴや青っぽい果実のニュアンスがあり、フライやソテー、揚げ菓子などに適しています。また、そのままサルピコン(魚介や野菜などを細かく刻んだマリネ風のサラダ)やセビーチェ(魚介類のマリネ)に使用するのも適しています。
オヒブランカ
フレッシュなハーブとアーモンドのアロマが特徴的で、軽くピリッとした辛みを感じる味わいは、単一品種で缶詰に使用したり、サラダのドレッシングとして使用したりします。また、青身魚や肉のマリネや乳化させて使用するのに適しています。
ピクアル
青系果実、オリーブ、トマト、イチジクのアロマで、苦みもあるため、味の強い料理、例えばビジエに使用したり、フレッシュな食材にそのまま生でかけて頂くのもよいでしょう。また、高温にも強いので、アンダルシアのフライやポテトフライなどにも適しています。
260種以上あるオリーブの品種
以上はあくまで主要品種ですが、スペインには260種以上のオリーブが栽培されています。例えば、味のしっかりしたお料理ややや辛みのあるお料理であれば、ピクード種もいいでしょう。逆に、さっぱりした味のお料理や甘めの味付けのお料理であれば、前述のアルベキーナのほか、エンペルトレ、マンサニーリャ、モリスカなどフルーティーなアロマのオリーブオイルもいいでしょう。また、ほどよく力強さがありつつも、フルーティーなニュアンスもあるタイプが好みの方には、レシン、ヴェルディアル、ブランケタ、ロイヤル、ピコ・リモン、チャングロ・レアルなどもオススメです。
[出典 fuente]
www.diariodegastronomia.com 2014年7月7日掲載記事
¿Cómo maridar las diferentes variedades de virgen extra?
http://diariodegastronomia.com/icomo-maridar-las-diferentes-variedades-de-virgen-extra/