D.O.Ca.リオハ、収穫量、品質ともに昨年を上回る出来

D.O.Ca.リオハ、収穫量、品質ともに昨年を上回る出来 (www.vinetur.com)
D.O.Ca.リオハ、収穫量、品質ともに昨年を上回る出来 (www.vinetur.com)

D.O.Ca.リオハの2014年のぶどうの収穫は、収穫量、品質ともに昨年比を上回る出来となりました。D.O.Ca.リオハ特選原産地呼称統制委員会のテクニカルチームは、収穫量の合計を4億3400万キロ、うち黒ぶどうが3億9800万キロ、白ぶどうが3600万キロとなる見込みと中間発表を行いました。

今年はぶどう樹の成長期に晴天に恵まれ、リオハにあるぶどう畑ではぶどうの色づき期(ヴェレゾン)を非常に素晴らしい状態で迎えることが出来、ぶどうの健康状態も非常に良好で、ぶどうの収穫量、品質ともに非常に大きな期待が寄せられました。収穫期に一時理想的ではない天候もありましたが、概ね、この予想通りの結果を迎えることができたと言えるでしょう。

 

D.O.Ca.リオハ特選原産地呼称統制委員会では、10月21日に公式な収穫終了を宣言しました。8月30日、D.O.Ca.リオハの最っも東に位置するアルファロで始まった収穫でしたが、その後はゆっくりを進み、例年通り10月第1週に収穫の絶頂期を迎えました。この時期に3億キロ超のぶどうを収穫、健康状態も良好な状態で醸造所に搬入され、今年のヴィンテージの大半は非常に良好な状態で醸造行程へと入ることができました。

 

ただ、収穫の最後の時期にきて天候に恵まれず、ボトリティス菌の付着が見られ、ぶどう農家はボトリティスへの対処や、厳格にチェックしながらの収穫作業が必要となりました。これらの努力が功を奏し、ボトリティスの影響は最小限に抑えられている模様。

 

2014年のD.O.Ca.リオハのぶどう栽培面積は61,536ヘクタールで、300ヘクタール弱昨年より小さくなりました。うち、57,665ヘクタールが黒ぶどう、3,871ヘクタールが白ぶどうを栽培。最終的な2014年ヴィンテージの出来については、醸造されたワインの成分分析チェックやテイスティング後に行われることになります。

 

 

2014年収穫量(単位:100万キロ)

 

Rioja Alta

Rioja Alavesa

Rioja Baja

Total

ぶどう畑面積(ha)

黒ぶどう

163.01

82.20

152.90

398.11

57.665

白ぶどう

20.64

8.41

6.84

35.89

3.871

TOTAL

183.65

90.61

159.74

434.00

61.536

 
 
[出典 fuente]
www.vinetur.com 2014年10月24日掲載記事
La vendimia 2014 concluye en Rioja con más cantidad y calidad que la cosecha anterior
※この記事は、www.vinetur.com の許可を得て掲載しております。

 

 

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