D.O.ルエダでも順調に収穫開始

D.O.ルエダ、順調に収穫開始 (www.vinetur.com)
D.O.ルエダ、順調に収穫開始 (www.vinetur.com)

D.O.ルエダでは、8月26日の夜、収穫が始まりました。これは例年並みの収穫開始時期で、9月17日に収穫開始となった昨年に比べると1か月近いスタートとなりました。このところ昼夜の温度差が激しく、昨年同様、ぶどうの出来、衛生状態ともに良好の見込みです。

収穫をスタートしたのは、ソーヴィニヨン・ブランからで、この品種は他の品種に比べぶどうの成熟が早い、早熟な品種。来週、再来週くらいには、その他の品種も収穫期を迎え、D.O.内全てのワイナリーで収穫が始まるでしょう。
 
 
2014年は、12,943.40 haのぶどう畑の収穫が予定されており、これは昨年に比べ10.96%増。全体の95%(12,465.14 ha)が白ぶどう品種で、うち85%がD.O.ルエダの主要土着品種のベルデホです。
 
 
例年同様、機械による収穫が品質維持には欠かせないファクターとなっています。というのも、機械摘みをすることで、涼しい時間帯に、区画ごと、畑ごとにぶどう栽培家や醸造家が成熟度をチェックしながら、最高のタイミングで一気に収穫を進めることができるのです。D.O.ルエダでは、白ぶどう品種の90%(ソーヴィニヨン・ブランでは100%)が垣根仕立てで栽培されており、機械摘みが可能となっています。
 
 
また、品質を決める重要な要素として、昼夜の温度差があげられますが、このところのデータを見てみると、昼夜の温度差は20℃ほどにもなります。この温度差は、ぶどうに豊かなアロマやポリフェノールをもたらし、夜間に収穫して気温の低いうちに醸造所へ搬入することで、消費電力を抑えることにも繋がります。
 
 
収穫するぶどう畑の面積は昨年とほぼ同様ですが、降雨量が少なかったため収穫量は下がる見込みですが、おかげでぶどうの衛生状態は非常に良好で、しっかりと成長してくれました。果房にになっている果実の大きさは例年に比べると小さめですが、逆に凝縮度の高いぶどうとなっています。
 
 

 

[出典 fuente]

www.vinetur.com 2014年8月27日掲載記事(抜粋)

Comienza la vendimia en la D.O. Rueda, con un viñedo en perfecto estado sanitario

https://www.vinetur.com/2014082716526/comienza-la-vendimia-en-la-do-rueda-con-un-vinedo-en-perfecto-estado-sanitario.html
※この記事は、www.vinetur.com の許可を得て掲載しております。

 

 

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