4月23日は、1995年より国際連合教育化学文化機関(UNESCO)でも本の日として世界的に推進されていますが、それはセルバンテスとシェークスピアの命日でもあり、さらに、この日は Josep Pla ジョセップ・プラ氏、Manuel Mejía Vallejo マヌエル・メヒア・ヴァリェホ氏、Vladimir Nabokov ウラジミール・ナボコフ氏ら多くの文筆家の誕生日や命日であることに因むとされています。
ユネスコの目的は、読書、出版、著作権保護の推進を目的としたものですが、何よりも、世界中の書籍とその著者に敬意を表し、得に、若い人たちが読書の楽しさを発見し、社会的・文化的遺産を作り出す人々の姿に尊敬の念を抱いてもらいたいという想いが込められています。
Cocina con Joan Roca
Planeta プラネタ社より本日(4月23日)出版になった、カタルーニャ出身の世界No.1レストランのシェフ Joan Roca ジョアン・ロカ氏の新刊で、出版会見の際、ロカ氏はこの本のコンセプトを『家庭で上手に料理をするための基本を身につける』こととコメント。
El mundo de los arroces con Carme Ruscalleda
お米の様々な品種を紹介し、その由来や品種別の最適な調理法などを50例ほど紹介。バルセロナ郊外のサンポール・デ・マールにある Restaurante Sant Pau レストラン・サン・パウの Carme Ruscalleda カルメ・ルスカリェーダ氏による大変興味深いお米の世界を知るための実践的レシピ集。カルメ・ルスカリェーダ氏は、ミシュランの星を6つ所有する、世界でただ一人の女性シェフ。
La Cocina de la Crítica. Historia, Teoría y Práctica de la Crítica Gastronómica como Género Periodístico
現代のガストロノミー評論を牽引している料理評論の基準について深く考察した上で、1969年の創業から今日までのガストロノミージャーナリズムの研究および解説をしている、Fernando Sánchez Gómez フェルナンド・サンチェス・ゴメス氏著のスペインで最初のガストロノミー評論に関する本。
SECUENCIAS
ミシュラン2ツ星シェフ、Ramón Freixa ラモン・フレイシャ氏の新刊で、創作料理がいくつか披露され、彼の料理に対する考え方について、400ページに渡り書かれた本。Everest エヴェレスト社による出版で、文章やレシピのいたるところに、Carlos Allende カルロス・アリェンデ氏、及び、Javier Peñas ハヴィエル・ペーニャス氏の手による素晴らしい写真がそえられており、見応えのある芸術作品となっています。
DÍAS de CHAMPÁN
1885年。多大な努力の末、数多くの世界有数のシャンパンメーカーに供給することとなるコルクキャップの一大事業を起こしたFrancisco Oller フランシスコ・オリェール氏。彼は、16年後、フランスへの移住を余儀なくされました。シャンパーニュの中心地で、勇敢な Angèle アンジェール、反抗的な Hélène エレーヌ、不満だらけの Louis ルイ、そして、ミステリアスなYvonne イヴォンヌと、それぞれ個性の強い4人の子どもが生まれ・・・。シャンパンにかけた家族の物語。
[出典 fuente]
www.diariodegastronomia.com 2014年4月23日掲載記事
Diez sabrosas lecturas para el Día del Libro
スペインレストラン、バルの広報担当の方、イベント情報がありましたら、ぜひ、ケ アプロヴェーチェまで!
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