“ソフリート”が心臓病や癌のリスクを減らす

ソフリートに含まれる抗酸化物質は、前立腺がんや肺がんの予防に効果的であることは知られています。今回、バルセロナの研究チームはこのスペインの典型的なソースであるソフリートに、カロチノイドとポリフェノールがどのように含まれているかを研究。

 

そこで、興味深い発見がありました。それは、このソフリートというスペインの典型的なソースは美味しいだけでなく、健康にいいというもの。

 

ソフリートは、トマト、オリーブオイル、にんにく、玉ねぎから作られる、幅広い料理のベースとなるソースで、研究チームは、心臓病や癌の予防になる、カロチノイドとポリフェノールがどのように増えるかをを提示しました。

 

この研究は、肥満および栄養の生理病理学生物医学ネットワーク研究センターとバルセロナ大学によって実施され、Food Chemistry フード・ケミストリー・ジャーナルで発表されました。

 

研究チームによれば、 ソフリートの中に、カロチノイドやポリフェノールのような抗酸化物質の存在をつきとめたのは今回が初めてのこと。質量分析の高分解能測定によって、少なくとも40種の抗酸化物質を特定。また、ソフリートにはビタミンCが含まれていることも確認しました。カロチノイドとベータ-カロチンの摂取は、前立腺がんや肺がんなどの予防に効果的なことはすでに証明されています。プロジェクトリーダーは、『これらの化合物は、植物によって作り出られ、これらを摂取することで、心臓疾患を減らすことにつながります。』とコメント。

 

今回のソフリートの抗酸化物質の含有については、手作りのものと市販のものそれぞれで確認し、また、バージン・オリーブオイルの方がひまわり油よりも推奨したいとのこと。研究チーズは、現在、4つの材料の最も健康によい、理想的な配合比率について研究中とのこと。 

 

[出典 fuente]

www.foodsfromspain.com 2013年12月26日掲載記事

Sofrito Can Reduce the Risk of Heath Disease and Cancer

記者: Samara Kamenecka/©ICEX.
※この記事は、www.foodsfromspain.com の許可を得て掲載しております。