カスティージャ・ラ・マンチャ州のワインが、国際的ワインコンクール“テンプラニージョ・アル・ムンド”の名立たる審査員たちから、高評価を受けました。カスティージャ・ラ・マンチャ州のワイン合計27アイテムがテンプラニージョ・デ・オロ(金賞)を受賞、カスティージャ・ラ・マンチャ州のスペイン醸造家連盟より、このテンプラニージョからつくられた優良ワインに授与されました。
第1回国際ワインサミットの中で開催された、今回第8回を迎えるこのコンクールには、総勢7カ国からのワイナリーや共同組合のワインがおよそ500アイテム出展しました。
審査員には12カ国から国際的なエキスパートたちを迎えてすべてのワインについて、トレドコンベンションセンターにて2度にわたるブラインドテイスティングが行われました。
すべての結果が出た後、同州の農業大臣のマリア・ルイサ・ソリアノ氏は、グラン・テンプラニージョ・デ・オロ(最優秀金賞)、テンプラニージョ・デ・オロ(金賞)、テンプラニージョ・デ・プラタ(銀賞)の3つのカテゴリーの受賞ワインすべてに対して祝辞を述べるとともに、カスティージャ・ラ・マンチャのワインの受賞結果に満足している旨を述べました。また、カスティージャ・ラ・マンチャのワインの優れた品質を強調しぶどう栽培・ワイン醸造に携わる人々の努力に賛辞を述べました。
一方、スペイン醸造家連盟会長のサンティアゴ・ジョルディ氏は、国際ワインサミットがスペインの醸造分野やカスティージャ・ラ・マンチャのワインのプロモーションにとって、唯一かつ必要不可欠な場となったとして、カスティージャ・ラ・マンチャでこのコンクールが開催されるのに絶好の機会であったと強調しました。
最後に、カスティージャ・ラ・マンチャ醸造家協会の会長のルイス・ヒメネス氏は、審査員たちから本コンクールに出展されたワインのレベルが非常に高いとの評価を頂き、それだけ高いレベルのワインが参加する中、カスティージャ・ラ・マンチャのワインがよい結果を得たことは非常に価値があると付け加えました。
国際ワインコンクール、“テンプラニージョ・アル・ムンド”と同時に、ボバルおよびガルナチャの国内コンクールも開催され、合計60アイテムが出展されました。
結果発表には、今回のイベントのスポンサーのひとつ、カスティージャ・ラ・マンチャ信用金庫代表も出席していました。
受賞リスト
グラン・テンプラニージョ・デ・オロ:
-Cruz de Alba 2011( テンプラニージョ/リベラ・デル・ドゥエロ)
-Finca Sobreño Selección Especial 2008(テンプラニージョ/トロ)
-Sideral 2010(テンプラニージョ/リオハ)
-Dinastía Vivanco Reserva 2007(テンプラニージョ/リオハ)
-Atteca Armas 2011(ガルナチャ/カラタユ)
その他受賞リストはこちらより。
[出典]
www.vinetur.com 2013年10月26日掲載記事
Veintisiete vinos castellano-manchegos se alzan con el ‘Tempranillo de Oro’