Turespaña、および、Saborea España は、先週マドリードで開催された国際観光見本市 FITUR フィトゥールにて、今年のワールド・タパス・デーについて発表。今年から第3木曜日をワールド・タパス・デーにすると発表、今年は7月16日に開催ということになります。タパスをスペイン料理を表すアイデンティティの象徴として広く国際的にアピールすることを目的とし、今年初めて、スペインだけでなく、海外でも20か国以上が参加する国際的イベントとなる予定。
スペインのガストロノミーは、その独自性と多様性から、スペインの観光の目玉のひとつとなっています。2015年には海外から950万人以上の観光客がスペインを訪れ、スペインのガストロノミーを楽しんでおり、スペインの飲食業界の景気を支える重要な要素にもなっています。
タパスは、スペインの食の特徴を表すものであり、また、この「タパ」と呼ばれる小皿の中に繰り広げられるミニチュア料理が、最も革新的なスペインのシェフたちの注目を集め、また国際的にも認知されることを目的に、ワールド・タパス・デーを設けました。
2010年にタパス・デーが定められて以来、Pedro Larumbe ペドロ・ラルンブレ氏、Mario Sandoval マリオ・サンドヴァル氏、José Luis Esteban ホセ・ルイス・エステバン氏、Íñigo Lavado イニゴ・ラヴァド氏、Luis Bonastre ルイス・ボナストレ氏のほか、Escuela Le Cordon Blue ル・コルドン・ブルーのシェフらなど、スペインを代表するシェフらも、タパス・デー向けにオフィシャルタパを創作してきました。
2016年の今年は、ワールド・タパス・デーとなり、Turespaña スペイン観光局がセレクトする海外のレストランの参加するイベントのほか、スペイン大使館の協力のもと、各国の専門家、ジャーナリストら向けのガストロノミーイベントなどを開催する予定となっています。