インターナショナル・シェリー・ウィーク、オーストラリアでオンライン・テイスティングを開催

オーストラリアはイミテーション・シェリーを撲滅させようと、今から5年前にEU ヨーロッパ連合と双務協定を締結、“Sherry シェリー”の表記の使用を放棄しました。オーストラリアでのシェリーワインの販売数は、日本をわずかに下回るものの、イミテーション・シェリーの禁止条例が発効されて10%ほど販売数が増加し、およそ10万リットルほど。

 

 

オーストラリアには、シェリーワインにとって力強い味方となる、インターナショナル・シェリー・ウィークの主唱者でシドニー生まれの Chelsea Anthon チェルシー・アンソン氏(スペイン在住)がおり、現在休暇で生まれ故郷のオーストラリアに帰省中。
 
 
アンソン氏は、オーストラリア滞在中に、D.O.ヘレス原産地呼称統制委員会協力のもと、第1回オンライン・テイスティングを実施。D.O.ヘレス原産地統制委員会からは事務局長のCésar Saldaña セサル・サルダーニャ氏がヘレスから登場、オーストラリア初のシェリーバーのTapavino タパヴィーノのオーナーの Frank Dilernia フランク・ディレーニア氏、スペインワインおよびシェリーワインの販売業者のBroadway Liquor ブロードウェイ・リカーのスタッフらの参加するセッションの指揮をとりました。
 
 
 
テイスティングはフィノおよびマンサニージャのマスタークラスで、以下5アイテムのテイスティングが行われました。
  • Tío Pepe en Rama ティオ・ペペ・エン・ラマ
  • マンサニージャ La Goya ラ・ゴヤ/Delgado Zuleta デルガド・スレタ社
  • フィノ Inocente イノセンテ/Valdespino バルデスピノ社 (Grupo Estévez エステベス・グリープ) 
  • フィノ Tío Pepe Dos Palmas ティオ・ペペ・ドス・パルマス
  • マンサニージャ Sacristía AB サクリスティア AB(サンルーカルのワインメーカー Antonio Barbadillo Mateos アントニオ・バルバディージョ・マテオス氏によってつくられたオリジナルブランド)
 
アンソン氏発案のこのオンライン・テイスティングは、今後世界各地で開催される予定。
 
 
 
[出典 fuente]
www.diariodejerez.es 2014年1月21日掲載記事
※この記事は、www.isherryweek.com の情報提供に基づいて掲載しております。 
 
 
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