分析結果も、アルコール度数は十分あり、結構状態は良好、酸度、pHも適度にあり、申し分のない出来でした。
収穫量については、『2012年は例年より収穫量が少なく、平均の16%減でしたので、昨年とは比べることはできません』が、2011年と比べると10%増となりました。
品種別に見ると、控えめなに見ても、マカベオは10%、チャレロは10.5%、パレジャーダは9.5%の増加で、シャルドネは大体10.5%、ピノ・ノワールは11%増となりました。
研究所によると、『2013年のぶどうの出来はカヴァをつくるのに大変良い出来となるでしょう。ヤングタイプ、熟成タイプのカヴァにとっては“ベリー・グッド”の年となる見込みで、長期熟成タイプのカヴァにとっては極上のポテンシャルのある年となるでしょう』とのこと。
マルケス・デ・モニストロル代表 アントニ・オリヴェ氏
『収穫はボリュームも多く、品質も大変良好。収穫最盛期の9月の気候に恵まれ、高品質なワインをつくるのに相応しい、酸のしっかりとしたぶどうを収穫することができました。』
コドルニウ・グループ 栽培ディレクター シャビエル・ファレ氏
『今年は、品質、ボリュームともに素晴らしい出来となりました。酸のレベルが非常によく、ぶどうの健康状態もパーフェクト。シャルドネのように収穫が遅れた品種もありましたが、総じて非常に良い出来の年と言えるでしょう。』
ヴィラルナウ代表 ダミア・デアス氏
『今年の収穫は全体的に大変良好です。これは気候に恵まれたためで、夏は日中気温が高くあがり、夜には気温がしっかりと下がり、ぶどう本来の姿に返ってくれました。また、チャレロの出来が非常にすばらしく、非常に優れたカヴァが出来ると確信しています。』
リョパール醸造家 ペドロ・リョパール氏
『今年は収穫開始が15日ほど遅れ、例年に比べてぶどうの成熟がゆっくりと進みました。収穫量としては、昨年と比べると相当増えましたが、ここ3年の平均くらい。酸は全体的に非常にすばらしく、健康状態もとても良かったです。』
ジュヴェ・カンプス栽培責任者 ホセ・ヒメネス氏
『今年の収穫は、収穫量の面では大幅に良好で、ぶどうの健康状態は非常にすばらしいものでした。特にチャレロなどは酸度も非常にバランスがとれた非常に良い出来と言えるでしょう。』
[出典]
www.vinetur.com 2013年10月28日掲載記事
Prevén una muy buena elaboración de Cavas jóvenes y reservas para la cosecha 2013